堅信式の恵に感謝して
私は、2月5日、松浦司教様の按手と塗油により、堅信の秘跡に授かりました。30人近い受堅者とともに平針教会の信徒の皆さまの見守り中での重々しい堅信式でした。 「洗礼の恵み」の完成、「堅信式の恵み」をいただき感謝です。
主イエス・キリストがしっかりつかんでくださった思いでした。なんとなく心もとない思いと、ことばの祈りの通じないもどかしさを感ずる日々でしたが、それを払拭してくださった儀式でした。 廻り道をしてようやく辿り着いた思いです。夫婦ともに堅信式を受けられたこともかけがえのない喜びでした。
堅信式の恵みは到達点ではなく、信仰の成熟に向けての起点であることを教えられております。ヘブライ人への手紙6章2・3節に、「キリスト教の初歩を離れて、成熟を目指しましょう。神がおゆるしになるなら、そうすることにしましょう。」と指針が与えられております。これは森山神父様からの受堅課題書の1節です。 信仰の成熟を目指す課題は重く、遠い道のりかと思います。森山神父様にはさらなる導きをお願いいたします。そして日常、支えて下さった私の代父様、妻の代母様のお二方にも引き続きお世話になります。よろしくお願いします。
シモン 小林 宏
平針教会だより 240号より (抜粋、一部編集)