教会からのお知らせ(行事など)

堅信式が行われました。

     聖霊の恵みを受けて  2017年2月5日

堅信式の恵に感謝して

 私は、2月5日、松浦司教様の按手と塗油により、堅信の秘跡に授かりました。30人近い受堅者とともに平針教会の信徒の皆さまの見守り中での重々しい堅信式でした。 「洗礼の恵み」の完成、「堅信式の恵み」をいただき感謝です。

 主イエス・キリストがしっかりつかんでくださった思いでした。なんとなく心もとない思いと、ことばの祈りの通じないもどかしさを感ずる日々でしたが、それを払拭してくださった儀式でした。 廻り道をしてようやく辿り着いた思いです。夫婦ともに堅信式を受けられたこともかけがえのない喜びでした。

 堅信式の恵みは到達点ではなく、信仰の成熟に向けての起点であることを教えられております。ヘブライ人への手紙6章2・3節に、「キリスト教の初歩を離れて、成熟を目指しましょう。神がおゆるしになるなら、そうすることにしましょう。」と指針が与えられております。これは森山神父様からの受堅課題書の1節です。 信仰の成熟を目指す課題は重く、遠い道のりかと思います。森山神父様にはさらなる導きをお願いいたします。そして日常、支えて下さった私の代父様、妻の代母様のお二方にも引き続きお世話になります。よろしくお願いします。

シモン 小林 宏

平針教会だより 240号より (抜粋、一部編集)


2016年 教会学校夏合宿を行いました!

 今年は二年ぶりで、郡上の石徹白で行われました。今年は通常とはちょっと違った雰囲気でした。それは参加した子供たちが、小学生の「高学年」よりも「中学年」「小学年」が中心でいたので、多少「小粒」の感じがしました。しかし、小粒は小粒なりに多くの体験をしました。またリーダーもベテランが抜け、保護者のリーダーと神学生が中心でプログラムがすすみました。

 合宿中、子供たちは遊び道具はありませんので、ひたすら、農道を走り回り、虫を捕り、蛙を見つけてはしゃぎ、山から引いてこられた水を掛け合って遊び、魚つかみに興じました。

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以前は緑色の田んぼが絨毯のように何枚も遠くまで重ねられていた風景が、

今では休耕田、トウモロコシの畑、ビニールハウスに10年で変わっていました。

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感動した先山神学生の話


フィリピンで生活した先山リーダーが、フィリピンの風景をパワーポイントで紹介しました。

日本では口にすることのできない果物のおいしさや海の美しさに感動。

しかし、同じ年代の子供が、ゴミの山でゴミを拾いながら、生活を支えていかなければならない現実を目にして、参加した子供たちは言葉を失っていました。子供たちの目が自分に、世界に開かれたと思います。

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大人な向けの食事の量に子供たちは挑戦しました。

 

野菜はほぼ民宿でとれたものでおいしかったです。バーベキューの日には、自分たちで取った魚をいただきました。 一日の昼食は流しそうめんでした。山から引いてこられた冷たい水の中を流れてくるそうめんを追いかけながらすくい上げる子供もいました。

食事もテーマの「なかま」を意識させました。

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木陰でミサをしました(手前の丸机が祭壇)が、 ミサ中に小さな木くずが上から降ってくるので、二日目は別の場所でミサをしました。

 大自然の中でミサをしながら神様を賛美することは、特別な意味があると実感しました。 「みんな仲間 イエス様大好き!」 をテーマに今年は二泊三日の合宿でした。

 今年は、ご父兄がマイクロバスのレンタカーを運転してくださり、多少気楽な移動となりました。 テーマソングとしては「なかま」を利用し、ことあるごとに、元気に歌いました。歌い込めば歌いこむほど、メロディーと歌詞が心に響くようになり、感涙にむせぶ人もいました。初めて参加の一年生が一番しっかりしているようで、仲間として一緒に行動しました。

 

 

 

なかま  作詞作曲・傍島くん

1 ♪

それぞれが 違った場所で生まれて育ち
違う足跡を残し 道を歩んできた
強い力によって 道がかさなりあって
今ここに 集まった
キリストの元にあって ともに祈っている


2 ♪

たくさんの 仲間たちと今ここにいる
苦しみや喜びを ともに分かち合って
神様に感謝しよ すばらしい友達と
巡り会えたことを
みんな心合わせ ともに祈っている

3 ♪

それぞれが 道を見つけ歩き始める
結ばれたつよい絆 ともに過ごした日々
どんなに離れてても 決して消えることない
えいえんの 宝だから
キリストのもとにあって いつまでも仲間だから

二泊三日の短い合宿でしたが、二日目は、もう自宅のような雰囲気で、慣れてきました。まだ居たいという気持ちを抑えて、帰路につきました。